top of page

豪雨災害 被災業者支援拡充へ


仁比そうへい参院議員が会員を訪問し聞き取り

 福山民商はグループ補助金などの西日本豪雨災害の支援制度活用の呼びかけと周知の徹底に取り組んでいます。

 25日には日本共産党の仁比そうへい参院議員、村井明美、高木武志、河村ひろ子市議が同行し、西日本豪雨で被災した運送業・幸千=など2軒の福山民商会員を訪ね、グループ補助金制度の活用を呼びかけました。


被災現場で当時の状況を聞き、メモを取る仁比参議院議員

被害1500万円超

 仁比さんは中小業者の生の声を聞き国会に届けており7月の豪雨災害でも制度の緩和や災害対策の改善に直接つなげてきました。今回地域の業者の状況を聞きたいと福山を訪れました。

7月6日から降り続いた豪雨により芦田川からの支流が氾濫し会社は敷地内に止めていたトラック4台とワゴン車、従業員の車が水没し被害総額は1500万円以上になりました。経営者は「たちまち注文を受けている取引先には迷惑をかけられないとリースの車で対応。その後、うちの会社が大変な状況だと聞いた取引先に好意でトラック3台を安い値段の分割払いで提供していただいた。廃車になった従業員の車をなんとかしてあげたい」と話しました。

地元の産業を支える中小業者を守る

 仁比さんは、「熊本地震の後、民商のみなさんが被災した事業者へ直接支援するよう国に働きかけ、グループ補助金や持続化補助金の予算が組まれました。広島県は民商を中小企業支援団体に認定し、民商の要望を受けて広島県でグループ補助が実現しました。被災した中小業者がグループを組み、県の認定を受ければ、国と県が災害復旧事業にかかった費用の最大4分の3を補助します」と仕組みを説明し「地元の産業を支える中小業者と、そこで働く従業員を守るのが国や自治体の役割です。藤井さん、民商のみなさんとチカラを合わせてグループ補助金を実現しましょう」と握手し激励しました。藤井さんは「福山市に相談したが『災害の保証はない』と言われ諦めていた。受けられたら本当に助かります」と笑顔で語っていました。

木型製作所製造業の根幹を担う

 木型製作所では工場の床上60㎝まで水があがり機械のモーターや資材が浸かりました。製作所の社長は「木型製作は製造の根幹を支える業種で、日本の工業生産力の原動力でもあります。この業種の成長は中小企業が担っており、重要な業界の認知度を上げることが大切です。補助金などを活用して業界の認知の底上げをしていきたい」と話しました。

 仁比さんは「補助金が出ても自己負担や取引先との関係を考えるとまだまだマイナス。地域の業者が団結し、中小業者の地位向上につなげていきましょう」と話しました。

 

◇中小企業等グループ補助金 学習会  ~豪雨災害 中小企業者等 復旧促進支援~

 福山民商でも会員事業所によるグループを組成し支援に取り組むことを計画しています。「中小企業等グループ補助金」への参加を希望される方はご参加ください。

●日 時 2018年9月8日(土)       19:30~21:00 ●場 所 福山民主商工会 ●内容  ・グループ補助の制度説明      ・グループ組成について ●問合せ 福山民主商工会 ℡084-923-1817

特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page