

「はじめての創業・資金調達」融資セミナーひらく
11月9日、業者青年の「融資を受けて商売を伸ばしたい」の声に応え、福山民商はまなびの館ローズコームで「はじめての融資セミナー」を開催。会員、事務局合わせ21名が参加し、県の制度融資や保証協会の仕組みを学びました。 低金利な融資を借りやすく 広島県商工労働局経営革新課 主幹の渡辺正治さんからは「県費預託融資のしくみと制度」を解説してもらいました。 渡辺さんは「県費の預託融資とは銀行の資金だけでは金利が高くなるので、県が銀行に資金を貸すことで借り入れの利息を安くすることが出来る融資制度で県内の多数の金融機関と協調しており昨年は5000件で300億円の融資実績があります」と話されました。 計画書のポイントは? 福山保証協会の支所長 小出芳裕さんからは「保証制度の仕組みと創業計画書のポイント」を解説していただき、「保証制度とは中小企業・小規模事業者が金融機関から「事業資金」を調達する際に、保証協会が保証人となって融資を受けやすくなるようサポートする制度です」と紹介し、創業計画書に記入する上での注意点を説明しました。 「①資格やノウハウはどんな小さいモノで

「広島県グループ補助金復興事業計画」の認定を受けました
11月20日、平成30年7月豪雨による災害で被災された県内の事業者に向けて、施設や設備の復旧整備を支援する「グループ補助金」第2次認定グループが発表され、福山民主商工会が代表を務める「福山民主商工会復興支援グループ」の復興事業計画が認定されました。 今後は、福山民主商工会復興支援グループに属する企業が県へ補助金を申請し、交付決定を受けることになります。 【補助事業の流れ】 ※図は広島県HPより 11月21日、駅家町の事務所が被災した自動車修理・販売をおこなう経営者が、グループ補助金のことについて相談に訪れました。「事務所の片づけや取引先やお客さんとの対応に追われ、ようやく落ち着いてきたところ。どのような制度か聞かせてほしい」と話。まだまだ、十分な情報が行き届いていないと思われます。 「グループ補助金」関する相談は随時受けておりますので、ぜひ一度ご相談ください。 また、被災したがどのようなケースが補助対象経費になるか分からない。 そういった声が多く寄せられます。広島県のQ&Aから抜粋しましたので参考にしてください。 (問 1)補助対象経費の範囲はど

建設業 入札に参加 信頼得て事業拡大
福山民商では今年度に入り6社の会員が広島県と福山市の建設工事入札参加申請を行いました。 昨年、福山市の中学校補修工事を受注した電気工事業の会社を経営する会員さんに入札について話を聞きました。 「継続することが大事」 電気工事業 10年以上前から入札申請しており、会社の規模だけでなく資格の保有数や福利厚生などで登録業種ランクという評価が決まります。 ランクはAからDランクに分類され、
Aランクが最上級で上がるに連れて大きな工事を受けるの に有利になります。
Aランク以外は受注金額は数百万になりますが、工事数は多く受けることができます。 数十万円の少額工事の場合は、福山市から直接会社に連絡が入り数社で見積もりをすり合わせて決まります。 地域の工事は同じ地域の業者が落札できる傾向があります。 入札参加のメリットとして民間の大手企業や他社から信頼を得て仕事の依頼が来やすくなるなど事業拡大に繋がると思います。 入札を受けるには会社の評価をあげること、毎年継続して申請することがポイントだと思います。 入札い参加するには? 「入札参加資格審査」を受ける


地域循環型の経済求め 広島県と意見交換
中小企業・小規模企業進行条例個別会議 7日、広島県は「平成30年度第1回広島県中小企業・小規模企業振興条例個別会議」を開催し、広商連・県内民商から11名が参加し意見交換を行いました。 今回の県との個別会議は昨年10月に成立した「広島県中小企業・小規模企業振興条例」に基づき支援団体として民商・県連が認定されたことにより実現しました。 広島県へ3つの要望 ①災害対策について ②仕事おこしについて ③業者の実態把握についての3項目の要望を伝えました。 災害対策については「島根県や京都府で上乗せ補助制度を作っている、広島県も補助制度の創設を」と要望しました。
仕事おこしについては各民商の実績を基に「住宅リフォーム制度」「小規模修繕希望者登録制度」を紹介。「業者に仕事が回り、市民からも喜ばれる施策であり、広島県でも実施の実現を」と要望しました。 業者の実態把握については広島県に直接業者の実態を知る努力をしてもらいたいと要望しました。
今後も個別会議は継続することを確認し、県内の中小・小規模企業支援団体が一堂に会しての検討会議も開催される予定であることも


笑顔で元気な福山に! 復興ねがい「まつり」開催
「民商まつり2018」が10月28日、入船交流広場で開催され1500名を超える来場者で賑いました。今年は7月の豪雨災害で浸水・土砂崩れなど多くの被害がでました。被災地となった福山を元気に、被害にあった市民・中小業者に笑顔になってもらいたいと「笑顔で元気な福山に」をテーマにみんなの思いが一つになった一大イベントとなりました。 まつり楽しんで
初めに開会のあいさつで実行委員長を務めた西濱義夫会長=西・鉄工業=は、「7月の豪雨災害でまだまだ大変な方もいらっしゃいますが、今日は1日笑顔あふれる催しをたくさん企画しています。楽しんで帰ってください」と話しました。 大盛況のブース
今年は支部だけでなく個人出店や他民商からも出店があり29もの様々なブースが会場を埋め尽くしました。各支部工夫を凝らしての出店で各ブースは行列ができるなど大盛況でした。金魚すくい(神辺)、風船つり(誠之)のコーナーに子供達も大喜びで会場に楽しそうな声が溢れました。ステージ企画も迫力あるダンスなど会場を沸かしましました。 みんなの想い形に 早期復興を願い企画された「ハート折り紙プロ