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「はじめての創業・資金調達」融資セミナーひらく


11月9日、業者青年の「融資を受けて商売を伸ばしたい」の声に応え、福山民商はまなびの館ローズコームで「はじめての融資セミナー」を開催。会員、事務局合わせ21名が参加し、県の制度融資や保証協会の仕組みを学びました。


低金利な融資を借りやすく

広島県商工労働局経営革新課 主幹の渡辺正治さんからは「県費預託融資のしくみと制度」を解説してもらいました。

渡辺さんは「県費の預託融資とは銀行の資金だけでは金利が高くなるので、県が銀行に資金を貸すことで借り入れの利息を安くすることが出来る融資制度で県内の多数の金融機関と協調しており昨年は5000件で300億円の融資実績があります」と話されました。

計画書のポイントは?

福山保証協会の支所長 小出芳裕さんからは「保証制度の仕組みと創業計画書のポイント」を解説していただき、「保証制度とは中小企業・小規模事業者が金融機関から「事業資金」を調達する際に、保証協会が保証人となって融資を受けやすくなるようサポートする制度です」と紹介し、創業計画書に記入する上での注意点を説明しました。

「①資格やノウハウはどんな小さいモノでの書くこと。②購入するものの用途を具体的に書くこと③相見積もりを出すこと④売り上げの根拠を細かくする事がポイントです」と話してくれました。

先輩会員からもアドバイス

徳永浩一さん=ガードレール設置=と新川政夫さん=機械塗装=がそれぞれ自身の経験を話しました。

事業計画が大切

徳永さんは「安易な借り入れをしない事、目先の利益で動くと必ず返済に困ることになる。しっかりとした事業計画を立ててから融資に臨んで欲しい」と語りました。

決断力が必要

新川さんは「まず第一に借りないことが望ましい。事業の利益で投資をすることが一番良い。しかし商売はわからないもの、どうしてもタイミングを逃したくない場合もあるので経営者として決断力が必要。そして借りる時は借りにくい融資を借りよう!借りやすい融資は必ずどこかに落とし穴があるので、焦らないで、しっかりとした事業計画を立ててから」と参加者に重みのあるアドバイスをしました。

建設業=足場=をはじめて1年目の参加者からは「先輩会員の話を聞いて、借りたいと先行していた気持ちを客観的に考えることが出来ました。しっかり事業計画を考え返済に困らない融資の活用をしていきたい」と話してくれました。

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