応募したくなる求人の作り方
3月17日(土) 福山民商では第6回人事・労務管理基礎講座を開催しました。
テーマは「採用時と離職時の決まり事」講師には特定社会保険労務士の谷口富一さんを招いて求人を出す際の注意点を学習しました。
Q.求人を打つ際に気を付けるポイントは?
基本給に残業代を含む場合は内訳を!
2018年から記載に関してのルールが変わり基本給に残業代を含めて記載する場合は基本給と残業代、残業時間を区別して記載するようになりました。
内訳をしっかり記載していない場合は残業代とみなされず、後から残業代を請求される事例があるので気を付けてください。
Q.採用後に仕事に必要な資格を取得させたいが、費用を会社負担にしてすぐ辞められるのは困る。どうすればいい?
基本的に会社の都合での資格取得の費用は会社負担になるが、取得費用を貸し付けという形にして、2年間辞めずに働いたら費用は免除するといった形をとる方法や、社員負担するかわりに取得後には資格手当が付くなど賃金に反映させて、自発的に資格取得をしたくなるような仕組み作りをまずは社内で作った方が良い。
と話しました。
その他にも「応募したくなる求人の作り方」を学びました。
求職者が求人で重要視する項目は
第1位が「仕事内容」で自分にできる仕事なのか?を重要視している傾向にある。まずは賃金よりもどんな事を仕事でするのか?を分かりやすくイメージしやすさが応募に繋がります。と話し、給与や労働時間より「どんなことをするのか?」が事前にわかるところに魅力を感じていることが分かりました。
未経験者でもわかるように「専門用語」や「詳しくは連絡を!」のような記載は控えた方がいいとアドバイスをもらいました。